これは、私が授乳をしてきて感じたことなのですがおっぱいは赤ちゃんにとって精神安定剤のようなもののようです。
生まれたばかりの頃はとにかく泣いたらおっぱいを繰り返す日々で赤ちゃんも私自身もわけがわからないままだったけれど、そうして「泣いたらおっぱい」を繰り返すことによって、赤ちゃんにとっても
「おっぱいを飲んでいる間はママに抱っこされている」
「泣いたときにはおっぱいをくれるんだ」
というのがだんだんわかってくるようになるみたいです。
少し成長してくると、「おなかがすいた」おっぱいよりも「なんだかさみしくてくわえたい」「ねむいからくわえたい」などといった精神面から来る授乳の方が多くなります。
それは、きっと赤ちゃんにとっておっぱいが精神安定剤のようなものであり、それまでママが頑張って授乳をしてきた結果なのだと思います。
大変なようだけれど、実はこれってすごく楽。
ぐずってたまらないときでも
「はいはい、おっぱいね」
とくわえさせれば落ち着いてしまうからです^^
卒乳してからぐずったときの方が大変・・・。^^;
あぁ、おっぱいって楽だったなぁと思います。
母乳というのは、おっぱいを吸えば出てくるものではなく「噛んで」出てくるものです。
おっぱいを吸っている姿をよくみるとわかるかと思うのですが、上下のあごがよく動いていて暑い時期などは汗を大量にかきながら飲むことも多々あります。
そうして飲むことであごの咀嚼力が強くなり、歯並びがよくなると言われています。
また、あごを動かすことによって脳の発達を助けます。
母乳で生後半年以上育てられた赤ちゃんは肥満になりにくい、という研究結果が出ています。
脂肪細胞の数というのは、赤ちゃんの段階で決定して、その脂肪細胞の数が将来の肥満を決める鍵となっているとか。
ミルクと比べて、母乳は脂肪細胞が少ないのでそういう結果が出たのでしょう。
もちろん、母乳育児を半年以上続けていてもその後の食生活の方が大事なのは言うまでもないことなのですが。
それと、ミルクよりも脂肪が少ないので赤ちゃんにもあげすぎや太りすぎを気にすることなくあげることが出来ます。
母乳をあげることは、赤ちゃんにとってだけでなくママにとってもプラスになることが多いのです。
女性特有の病気になりにくい
母乳育児を続けた人の方が子宮ガンや更年期障害になりにくい、という統計が出ています。
育児のストレスが解消される
母乳を出すときに出るホルモンには精神安定の効果もあるそうです。
夜中の授乳で睡眠もろくにとれないし、ずっと赤ちゃんにつきっきりでもそれでもがんばれるのはこのホルモンのおかげかもしれません。
体の回復力を助ける
母乳をあげることによって、子宮の収縮が促されて、体が回復するのを助けてくれます。
やせられる!!
1日の授乳行為には、なんと800kcal前後のカロリー消費があるそうです。
これは平泳ぎ1時間分に当たるとか!!
また、授乳期間は脂っこいものを避け和食中心の食生活を心がけるために痩せやすい食生活に自然となるそうです。
▼おしゃれ授乳服ミル・フェルム
母乳育児をするには、授乳服も必要です^^
ミルクだと1ヶ月5000円~8000円かかるとか!
母乳は、その分が全くかからないため経済的です。
また、哺乳瓶も産院からもらえたものがあったので事前に用意もしなかったし、結局哺乳瓶は使わずに終わりました。
母乳はママの食べたもので常に味が変わるので果汁などをあげる必要もないそうです。離乳食が始まる6ヶ月頃まで母乳のみでいいんです。
6ヶ月まで赤ちゃんの食費は0円!
とても経済的です^^
※ただ、乳腺炎やつまりなどおっぱいトラブルになってしまうと、母乳外来を受けなければいけない必要も出てきます。
産院によっても違ってきますが、1回2000円前後。
トラブルになってしまうとお金がかかるので、トラブルにならないよう食事には気をつけることも大切なことの1つです。
母乳は赤ちゃんにとって、1番消化のよい飲み物です。
なので、「あげすぎる」ということがないため量を気にする必要がありません。
ミルクが「3時間おき」といわれているのには、それはミルクは消化が悪いのでそれ以上短い時間であげてしまうと赤ちゃんの胃に負担がかかるからなのです。
母乳はいつだってどこでも量を気にせず好きなときにあげれます。
また1番消化がよいので、お風呂あがりだって母乳、いつだって母乳で私自身も離乳食を始めるまでは母乳以外の飲み物を飲ませたことがありませんでした。
母乳は朝でも夜でもいつだって24時間常に赤ちゃんにとって適温の状態であげることが出来ます。
ミルクをあげているママをみると、温度を気にしたり、せっかく入れても冷ます時間が必要だったり・・・。
大変そうだ、と思いました。
ミルクのように温度を計ったりする手間が省ける分とても楽チンでした。
特に初めての育児の場合、どう赤ちゃんとスキンシップをとっていいのかとても悩むところだと思います。
私なんて、抱っこするのもこわごわ、お尻をふいてあげるのもこわごわ・・・。
助産師さんに
「赤ちゃんはそう簡単には壊れないから・・・」
といわれた(あきれられた?)ほどです^^;
母乳の場合、授乳するその行為がスキンシップの1つなので自然とスキンシップを覚えることが出来ます。
しかも、授乳は1日何十回も。
自然とスキンシップの回数が増えていきます。
私自身も、そうして授乳をすることによって、抱っこの加減、赤ちゃんの気持ちのいい体勢などを学んでいったような気がします。
生まれてすぐに1日に何回も何十回もママに抱っこされることは、赤ちゃんにとって幸せなことだと思います。
産まれたばかりの赤ちゃんは免疫をほとんど持ち合わせていません。
それを母乳からもらうんですね。
母乳の赤ちゃんは病気になりにくい、と言われていますが、それもこういう理由から来るのだと思います。うちの娘も1歳2ヶ月で初めて「突発性発疹症」にかかりましたがそれまでは特に病気にもならず元気に育ってくれました。
2歳まで母乳をあげていましたが、それまで風邪で高熱を出す、なんて経験もなく。
ところが、母乳をやめてからは反動か、と思うほどちょっとしたことですぐ熱を出すように。
卒乳してからの方が母乳のありがたさを実感しました。
特に「初乳」といって、産後すぐから2~3日に出る母乳には免疫物質が普通の母乳の10倍以上も含まれています。
初乳を飲むと約6ヶ月間は赤ちゃんの中でその免疫物質が働いてくれるのです。
母乳育児を続けるかどうか、ということはさておき、せめて初乳だけは赤ちゃんに飲ませて欲しいと思います。
