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娘が生まれて

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節約とあたし

 1.節約のきっかけ
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 4.娘が生まれて
 5.あたしと「節約」
 6.これからの節約


2004年2月15日、無事に女の子を出産することが出来ました。
会社を妊娠9ヶ月で退職してからは、1日24時間全てが自分の時間。お菓子を作ったり、てこねでパンを焼いたり。安産のために 寒い中厚着をして1日2時間ぐらいウォーキングしたり。
働いていた時に出来なかったことを思う存分したような気がします。娘が生まれたら自分で作ったお菓子やパンを食べさせてあげたいなぁ、 なんて思いながら。いつか一緒に台所に立ちたいなぁ、なんて夢見ながら。

ところが!娘が生まれてから退院して自宅に戻ってきた途端に今までとは正反対の生活が待っていたのです!
妊娠中から完全母乳で育てたいと強く思っていたためミルクには一切頼らなかったのですが、そうすると1日中おっぱい出しっぱなし!
まさにおっぱいを飲んでもすぐ欲しがり、その合間にオムツを替えて、昼も夜も関係なく泣くわ、おっぱいだわ・・・。自分の食事をとることもままならず 娘を抱っこしながら片手で食べたりもしていました。睡眠不足なんてものも通り越していたような気がします。
やっと寝たと思い、そーっとベットにおろした途端また泣いて、また抱っこ。1日1日過ぎるのがとても遅くて、かといって夜だって1時間や2時間置きに 起こされてゆっくりする時間なんて皆無。とにかく1日をなんとかやり過ごすことで精一杯でした。この頃は「節約」とかそういうことなんて全く考える余裕もなかったです。

うちのだんなは仕事の帰りが遅くいつも夜10時過ぎ。娘の世話はあたしが全てしているも同然でした。出産して2週間あまりは実母に手伝いに来てもらっていたのですが、実母がいなくなってからも真夜中に「娘が泣き止まないー!」と親のあたしも泣きながら実母に電話した こともあったりするほど、少しノイローゼ気味にもなっていたりしました。

いつこんな生活が終わるんだろう、いつ楽になれるんだろう、そんなことばかり考えて過ごしていたような気がします。
アルバムを見ると極端に1ヶ月になるまでの写真は少ないのです。娘の写真を撮って残そうなんて気にもなれずそれほどまいっていたのかもしれません。

ある夜中、泣きまくる娘を抱っこしながら寝不足でとてもつらくて「もうやだ・・・」と思い抱きかかえたまましゃがみこんでしまいました。
その時、ふと娘の手を握ると。とてもとても小さくて。でもとてもとても暖かい手。
こんなに小さな手をしていたことに、なんだか初めて気づいたような気がして、頑張って生きている血の暖かさが心にまで伝わった気がして。
娘の手をそのまま握りながら大泣きしてしまいました。
あたしは母親なのだから、もっとしっかりしなければいけない!もっと娘を大きな気持ちで包んであげないといけない!きちんと育てていかなければいけないんだ!、と。 母親として大切な忘れてはならないことを、その時の娘の手から教えてもらったような気がします。
だんなとはまた違う深い愛情を注げる対象が出来て、あたし自身の考え方や生き方もとても大きく変わりました。いや、変わったというか娘から教えてもらっている、という方がぴったりかもしれません。娘を産んでから「娘のために生きる」という目標というか そういうものが出来たと思います。
こんなに小さい体の娘と毎日接しているうちに食べ物の農薬や、普段使っている洗剤に対してとても不安が出てきました。そして娘のために出来ることを今すぐ始めるのが親の役目かもしれない、 と思うようになりました。

確かに子供はお金がかかります。毎日オムツを何枚も替えて、ゆくゆくは幼稚園や小学校、中学・・・。先を見れば見るほどお金のかかることばかりです。
でもだからこそ、子供がいるなりの節約というものをしていかなければならない、と日々感じています。
そして、節約ということを通して娘にお金の大切さをわかってもらえるようにしなければならない、とも思うのです。

そしてお金の使い方も含めて、 娘がこれからどういう考え方をして、どういう風に生きていくのか。1番影響を与えるのは、1番過ごす時間が多い親のあたしでしょう。
そのあたしが、娘に対していい影響を与えられるように生きていきたい、それが今の1番の支えになっています。



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